My thoughts : Broadening and Widening -22ページ目

最高のGW

GWも中盤、雲ひとつ無い青空が広がりました。ということで、今日は近くの「希望が丘」というところまで自転車で足を伸ばしました。


ここは昔からよく行ったところで、山の中の広大なフィールドに開かれたレジャー公園です。面積は、おそらく中規模のスキー場ぐらいはあると思いますが(分かりにくいか・・・)、とにかく広い公園です。うちの近所から引っ越していった友達が「あれほど大きな公園は見たことが無い」といっていたほどです。


楽しいところはいろいろありますが、たとえば、公園の中を走る自転車道は4kmもの長さがあって、延々と下り坂が続きます。もちろん、帰りは上りになってしまうんですが、マジで気持ちいいです。僕の場合、一番早い時でスピードメーターは50km以上を示していました(事故に注意!)


今日の写真は、庭に植えてある花の写真です。青空も良く撮れてます(^o^

花01

電子辞書!

やっと買いました。電子辞書!

正確には「親に買ってもらった」なんですが(^^;、オーストラリア合格 のごほうびってことで、案外あっさり買ってもらえました(ぉぃ)


モデルはCASIOのXD-LP9300 という機種で、CASIOの英語系モデルの中では最上位のものです。収録辞書は、基本の広辞苑と漢和、百科事典に加えて、ジーニアス大英和、ジーニアス和英、オックスフォード大英英、オックスフォード類語・・・などなど、英語を勉強するのに必要な辞書はすべてそろっているという代物です。しかも、これに入っている大英和は、「逆英和」の機能を持っていて和英辞典としても使えます。しかも、さすが大英和とあって、普通の和英には載っていないような単語、たとえば「ジクロロベンゼン」なんて入れてもしっかりと単語を探し出してくれます。本当にすごい機能です。


せっかくいいものを使うからには、英語力も相応なものにしていきたいですね。がんばります!

社会主義について -イントロダクションに代えて-

社会主義に関する記事を書くに当たって、まず、僕が社会主義について考えるようになった理由を紹介させていただきます。


きっかけは、高校1年の冬に与えられた「学問研究レポート」という課題でした(テーマは自由)。すでに僕は高2でのSSP に登録していて、SSPに登録した人のほとんどが理系のテーマを選んでいたのですが、なぜか僕は理系で書く気にはなれず、何かしら、「文系」にかかわる深いテーマを研究してみたいと考えていました。


そのときの僕には、社会主義といえば「ソ連」「マルクス」「資本論」「ロシア革命」「計画経済」といったイメージがある程度で、いたって人並みの教科書レベルの知識しかありませんでした。しかし、そのときもすでに、「現代社会」の授業を通じて資本主義の数々の矛盾点とそれを取り巻く政治について、いろいろと考えをめぐらすようになっていました。


そこで考え付いたのが、「資本主義と社会主義」というテーマでした。資本主義に加えて、それに真っ向から対立した社会主義の歴史も考えてみたいと考えたからです。このときはまだ、社会主義に対して深い興味があったわけではありません。


テーマが決まると、僕はレポート作りにかかりました。まずは、資本主義のことについて書き始めたのですが、これは現代社会の授業の内容を発展させる形で書くことが出来たので、それほど苦労はしませんでした。


しかし、社会主義の研究に関しては、完全に手探りでやらざるを得ませんでした。全く分からないだけに妙に気合が入って、何度も系列大学の図書館にノートパソコンを持ち込んでは、そばに10冊以上の本を積んで「ああでもない、こうでもない」と、社会主義の歴史をまとめることに没頭しました。その過程で、社会主義がどういうものなのか、ということがつかめてきました。


そして、勉強すればするほど、理想と現実のギャップが明らかになっていきました。怒り、悲しみ、歴史はどうにならないという事実。歴史の中で展開される、理想を求めた思想が、資本主義以上に過酷な「人による人の抑圧」へと変わっていくさまは、見るに耐えませんでした。そして、これらの歴史が人々の中に植え付けた、「社会主義=悪」というイメージ。いまや、本当の社会主義像を分かっている人はどれだけいるのかと思うと、途方にくれました。


そして、いつしか僕は、真剣に「本当の社会主義を実現することは出来ないのか」と考えるようになっていました。


そして、レポートの中で最後に僕が出した結論はこうです。要約していますが、大体こんな感じです。

「20世紀に現れた社会主義国は社会主義ではなかった。社会主義の夢はまだ終わってはいない。まずは、全員が政治について考え、きちんと選挙権を行使しなければならない。」

最後の一文は、きちんとしたアイデアが浮かばなかったため、半分でたらめの文章です。なぜなら、本当はこう書きたかったからです。


「しかし、私にはまだ明確なアイデアが無い。」


わずか数ヶ月で完成させるには重過ぎるテーマだったのです。しかし、これだけは断言できます。


「20世紀に現れた社会主義国は社会主義ではなかった。真の社会主義の夢はまだ終わってはいない。」


いろいろと調べてみる限り、ソ連崩壊のほとぼりが冷めた今になって、この考えが広まってきているようです。社会科の先生方をはじめとして、このことを言う人は少なくありません。事実として、2000年以降にも、資本論の研究書やマルクス経済学に関する本は新刊が出されています。未だに、社会主義という思想は生き続けているのです。


だからこそ、今こそ単なる社会主義者ではなく、中立的な研究者として、社会主義をさらに研究することが必要だと感じています。


ここまで読んでいただければ分かるように、僕はソ連や北朝鮮を「社会主義の夢をぶち壊した敵」とみなしますし、日本共産党さえも必ずしも支持するとは限りません。支持するのは、唯一「社会主義の根本的な思想」、つまり、「ユートピアを目指す」ということだけです


これからは、思いついたことを書いていく形で、考えをめぐらせてみたいと思います。

オーストラリア科学奨学生

書くのが少し遅くなりましたが、先日、「内閣総理大臣オーストラリア科学奨学生」というものに合格しました。結果自体は数週間前に判明していたんですが、それ以外で書きたいことがいろいろ出てきてしまっていたので、お知らせが遅れました(汗)


で、この「オーストラリア奨学生」というのは、日本全国から10人を選び、日本政府とシドニー大学物理科学財団が費用のほぼ全額を支給して(奨学金)、7月にシドニー大学で行われる「International Science School for High School Students」(略称ISS)というものに派遣するプログラムです。隔年で行われており、世界中から100人以上の高校生が集まってきます。ちなみに、今年のテーマは"Waves of the future"です。


「全国から10人」ということで、府県単位の予選(書類選考)と、全国単位の最終選考(面接)という形であわせて二回の選考が行われました。


先生が僕に誘いをかけてきたとき、何度も「相当狭き門だ」と強調していたので、最初はぜんぜん期待していませんでした。しかし、2月下旬に僕が予選を通過したことが判明し、東京での面接に行くことが決まると、徐々に期待の気持ちが芽生えてきました。「これはいけるかも!?」ってやつです(^^; それでも、各都道府県から1人なら最終選考に47人が集まってくる計算となり、10人の枠に対する倍率は5倍近くになります。そうなると、結局のところは「いや、やっぱ無理か。」という気持ちが大半で、面接そのものよりは、東京までの旅路を楽しみにして面接に向かいました。(学校が旅費を出してくれることになったので、なおさら旅は楽しみでした。行きの車窓からは富士山も見えましたv)


面接は、例によって霞ヶ関の官庁街のとあるビルで行われました。控え室で自分の順番を待っている間、ほかの高校生が何もせずに石のように固まっていたのは、どうも堅苦しくて耐えられなかったのですが、持参した本を読んで何とか時間をつぶしました。その後、40分ほどして名前が呼ばれ、英語と日本語とあわせて20分ほどの面接を受けました。英語の方は簡単な単語をど忘れしたりしていまいちでしたが、日本語のほうは「広く勉強してます」というところを強調して、結構いい喋りができたような感触を得ました。話している20分は案外短いもので、あっけなく面接は終わり、東京観光をする間もなく帰りの新幹線に乗って帰りました(汗)。


そして、一週間ほどして通知された結果がまさかの「合格」でした。謙遜ではなく、まさか本当に選ばれるとは夢にも思いませんでした(面接でしくじる夢はみましたが・・・(;^^) でも、何よりも「やった!」という気持ちで一杯でした。


でも、本当の勝負はここからです。現地で受ける講義はすべて英語ですし、内容もかなり高度なことをやると聞いています。場所もシドニー大学ということで、さながら、大学のサマースクールのようです。留学の予行練習にはもってこいだと思います。いずれにしても、2年後の留学に向けて必要な「課外活動」の実績として、大きなプラスになるでしょう。成績がいまいちな分を、これでカバーできればいいのですが・・・


しかし、一番重要なのは「行くこと自体」ではなく「そこで何を学び取ってくるか」だと思います。それを忘れないように、ベストを尽くしたいです。あと、1学期の期末テストも受けられなくなるので、その分中間テストは気合を入れていきます! GWが明けたら、テストまではあっという間です。

数学セミナー終了

一泊で行われた数学セミナーが終わりました。


初参加の僕は、難問ぞろいの問題用紙に悪戦苦闘の連続で、英語での問題も出題されていましたが、全く歯が立たずに数時間を無駄にしたりもしました。そして、何とか解けた数問すべてが、計算ミスで不正解という有様!(考え方はまあまあだったんですが・・・) 失敗ばかりでしたが、少しばかり脳みそに筋肉がついたような気がします。今はちょっと筋肉痛ですが(笑)、5月あたりにも「第2回」が行われる予定なので、その時はまたリベンジしてやりたいです。