My thoughts : Broadening and Widening -5ページ目

自民党、新憲法の草案を発表

いよいよ新憲法がその姿を現しました。


やはり注目は9条です。改正内容としては、最悪のケースはまぬがれたようですが、やはり以前からの宣伝どおり、「自衛軍」が明記されることとなりました。第1項の戦争放棄の条文は残されましたが、第2項の戦力不保持は消され、現在の自衛隊にかかっている抑止力が一段と弱くなりそうです。「自衛隊と実質的には同じ」といった解釈をよく聞きますが、活動できる範囲は間違いなく広がるでしょう。というのも、戦力不保持の削除によって、これまでグレーゾーンだった自衛隊が合法となり、グレーゾーンが戦争に向けて広がってしまうからです。


9条とあわせて、多くの箇所に追加された「公の秩序」という言葉も気になります。秩序を守らせるということは、国民の自由と相反する要素ですので、非常に心配です。


しかし、今回一番文句をつけたいのは前文です。改正案では、単なる内容の要約のようになってしまっており、国としての方針を掲げる格調の高さが大きく失われています。実際、読んでみてがっかりしたのは9条より前文です。高校生の身分で偉そうなことを言いますが、明らかに前文の程度が低すぎます。現行のものと比較すれば差は歴然です。9条や自衛軍を問題にする以前に、一言だけ「まず前文を書き直して来い」と言ってやりたいです。プロの政治家なら国民がもっと誇りを持てるような前文を書いてくれなくては困ります。


国民投票はまだ先になりそうですが、最後の決定を下すのは自民党でも政府でも国会でもなく、私たち国民です。果たしてどんな判断を下すのでしょうか。変えて良いのか悪いのかは、人によって大きく意見の分かれるところですが、少なくとも僕は断固として反対します。9条などの問題以前に、前文が全く話になっていないからです。


さて、いよいよ危険な時代になってきました。


参考資料

朝日新聞「自民が新憲法草案」

自由民主党「新憲法草案」 (PDF形式)

民主党「決めるのは国民の皆さん、と改めて強調」

日本共産党「9条変え「自衛軍」 自民が改憲草案」

社会民主党「自民党の新憲法草案について(談話)

資本論 - 第2章 交換過程

要点:

基本的には商品のやりとりは自分の商品を譲渡して他人の商品を取得する形で行われる。また、商品はそれが価値として成り立つために使用価値であることを立証しなくてはならない。商品生産に費やされた人間労働が他人にとって有用な物であって初めて、商品は価値として認められるからである。

実際の交換過程においては商品の価値を表現するために貨幣が使われるわけであるが、第1章で触れられた「労働生産物⇒商品」の変化と同様に、ここでは「商品⇒貨幣」の変化が生じる。また、商品の交換が発生する条件の下では、労働生産物の一部が交換のためだけに生産されるようになり、このときから、商品生産物そのものの「使用価値」と、交換のための「価値」とが完全に分離してしまう。(⇒「使用価値」と「(貨幣での)価値」との対立が深まる)


感想:

マルクスはこの章でもことさらに「人間労働の量=商品の価値」ということを強調しています。また、貨幣形態への結晶にもたびたび言及しています。やはりマルクスの視点は面白いです。


あんまり書けませんでしたが、今日はこのへんで。

テスト終了!

ついにテストが終わりました! 実際は明日に英語ライティングのテストが残っていますが、実質的には終了です。


幸いにも6月のときのような大きなヘマをすることは無かったので、あとは結果を待つのみです。とりあえず、大体の科目で目標点は越えたと思います。たぶん。物理も頑張って勉強した甲斐あってかなり納得のいく感触を得ました。(点数は別としても)


明後日はTOEFL-ITPの試験があるので(ITP・・・PBTの過去問による半公式テスト)、ちょこちょこ勉強して対策したいと思っています。今回で600点を達成できれば御の字です。


P.S.

PBTの問題集をやってみたら、L54・S60・R61でTOTAL583になりました。SとRは600点レベルの実力があるようですが、Lが圧倒的に弱いです。(これでも以前に比べればずいぶん伸びました) 僕の場合は読み書きするばっかりで聴くことが少ないので、明らかに練習量不足が原因です。CBTに向けてみっちり練習をします。

受験へのロードマップ

受験が一年後に迫ってきたので、そろそろ僕の目標校&ロードマップを公開したいと思います。


系列大学への内部進学との兼ね合いや、Early Actionと奨学金の充実度や校風などの要素から総合的に判断し、以下のようなロードマップを作りました。


Early Action : Stanford

合格/不合格→系列大学に内部進学

Regular : Harvard,MIT

合格/不合格→Stanfordに行く

実際に訪れて決める


多くの大学にApplyするのはやはり魅力的ですが、さまざまな事情からStanfordだけに絞ることにしました。僕はこのことに不満ではありませんし、限られた機会の中で全力を尽くしたいと思っています。


ここに僕の方針を示させてもらいました。だいぶ無茶なプランですが、皆さん、応援のほどよろしくお願いします。


ということで、今からテスト勉強に戻りたいと思います(笑)

テスト前

今週の金曜日と来週の月・火・水の4日間で、第3回考査(中間テスト)があります。すでに1週間前を切り、クラブ活動はテストが終わるまで停止になります。


今回の焦点は、言うまでも無く物理です。ちょっと気をつければ防げたポカが予想以上に響き、後期は本気で不安になりながら頑張らなければなりません(汗) 一方、数学IIと世界は前期がかなり良かったので、後期はかなり楽になりそうです。生命と数学Bは85点でぴったり5だったので、後期も85以上を取ればいいことになります。国語はおとなしく4に落ち着くつもりなので、今回は手抜きします。(うちの国語で5を取るのは相当難しいです。先生が先生なので・・・)


後期には3回のテストがあるわけですが、やはり今回でいい点を取って「貯金」を作っておきたいところです。そうすれば、今後のテストで手抜きをしたり、不安な科目の強化により多くの時間を割けたりします。特に、2月下旬の第5回テストはスキーの影響で集中力ダウンが目に見えているので、今回と次回(12月)のテストでしっかり貯金は作りたいところです。


念のため言っておきますが、僕はテストだとか点数だとかは嫌いです。反ガリ勉です。成績を取ることしか能がないやつには絶対になりたくありません。テストに対しては「よくも好きな本を読もうとしてるのを邪魔してくれるな!」と言いたいです。どうしても高い数字が必要だからやむなく作戦を立てたりしているだけです。


このテストが終わると、11月上旬にはSuper Science Fairという行事が待っています。ポスターセッションの準備をしなくてはならないのですが、まさかテスト前にそんな余裕があるはずがなく、テストが終わった後に急ピッチで作ることになりそうです。修学旅行の準備も本格的になってきています。大変だぁ・・・・

では、テスト頑張ります。


P.S.

一方、テスト後の木曜日にはTOEFL-PBTの模試が行われます。これは成績には入りませんし、公式なTOEFLスコアとして使うことは出来ませんが、一応はETS公式の問題を使っているので、今回こそ600点越えを達成したいところです。