My thoughts : Broadening and Widening -4ページ目

スキーワックスの極意

今日、シーズンに向けてスキー板をチューンナップに出してきました。2週間ほどで、滑走面とエッジがピカピカになって家に送られてきます。ゴーグルはちょっと窮屈なこともあったので、ついでにサングラスも買いました。


シーズンがかなり迫ってきたということで、これから3月末までは、ブログもスキーのネタがかなり多くなると思います。ゲレンデに行ったら、写真付きの滑走レポートを毎回載せる予定ですので、その時はまた読んでください(^^


早速スキーネタですが、今日は「スキー・スノボのワックス」について語ります。


ワックスというのは髪の毛につけて髪形を整えるアレではなく、スキー板の裏に塗って滑走性を高めるものです。別に塗らなくても滑ることは滑るのですが、それではまともに滑らず、緩斜面では自動ストップがかかってしまうので、やはり中級以上になれば必需品になります。


しかし、一言にワックスといってもその種類は多岐にわたり・・・

・スプレータイプ

・ペーストタイプ

・固形生塗りタイプ

・固形アイロン使用タイプ

・フッ素の粉末

という順番で下に行くほど本格的になります。性能も価格もまさにピンキリです。


真剣にスキー・スノボをやっている人がいう「ワックス」はほとんどの場合は、固形アイロン使用タイプですが、普通は単に「固形ワックス」と呼びます。成分は炭化水素のパラフィンで、モノによってはフッ素やガリウムが配合してあったりします。ちなみに、フッ素の粉末は性能抜群で、板が浮いたような速さで滑りますが、一回分で五千円ぐらいするので本格的な大会の一発勝負で使う程度です。


実際のやり方としては、ワックスの塊を5gほどアイロンで溶かして滑走面に塗り広げ、30分以上放置して冷やしてからスクレーパー(定規みたいなやつ)ではがし、ブラシで仕上げます。全工程で1時間ほどかかります。ミソは、「溶かしたワックスの成分が滑走面に染み込む」ことですので、染み込まなかった分は全てはがしてしまいます。


さらに、この固形ワックスにも適応温度やフッ素配合の有無などに応じてさまざまな種類があってなかなか面白い(?)のですが、長くなるのでここでは省略します。100gで500円ぐらいの格安品もあれば、40gで8000円のフッ素高配合のやつもあったりして、その選び方はなかなか難しく、そして楽しいものです。


ひとたびワックスを塗ると、雪の上で板が引っかかる感覚が無くなり、スルスルとスムーズに滑るようになります。特に雨天時や湿雪や春先には絶大な効果を発揮します。(逆にアイスバーンや新雪では効果は薄いです) 僕自身はスピード狂であり競技スキーもやっているので、ほぼ毎回塗ってゲレンデへ出ています。ワックスを塗る時間が無いときでも、軽いブラシ掛けぐらいは必ずやります。


正しいワクシングはゲレンデの快適な一日を約束します!


では、今日はこの辺で。

比良山系で初冠雪

今朝は冷え込みが厳しく、いよいよ比良山系が白く雪化粧しました。


比良山系は滋賀県・琵琶湖の西岸に沿って走る山脈で、僕の住んでいる地方とは琵琶湖を挟んでちょうど向かい側になります。びわ湖バレイは比良山系を代表するスキー場で、蓬莱山(約1100m)を中心に滋賀県最大規模を誇っています。今朝はそこにも雪が積もりました。例年に比べると1週間半ほど早めです。


今朝のびわ湖バレイ山頂(公式HP)

http://www.biwako-valley.com/20051117snow/index.htm


週間予報や一ヶ月予報を見ても、シーズン序盤は去年のような波乱はなく(記録的な雪不足)、例年通りのスタートを迎えられそうな感じです。ただ、早い時期に降りすぎるとシーズン後半が苦しくなることも多いので、この辺はちょっと微妙です。


とにかく、カメムシの予言に期待して、シーズン通して豊かな雪に恵まれることを祈ります。

雪の予言 - カメムシの謎

↑というなにやら怪しげなタイトルで始まりましたが、自分で勝手にこの冬の雪の量の予想をしています。


今はちょうど予想をしながら「ああでもない、こうでもない・・・まさか、また暖冬!?」なんて考える時期なのですが、今年は早めに結論が出ました。


今年は雪が多い! だろう。


根拠はというと、ずばりカメムシです! 皆さんもご存知のように、下手に扱うと一瞬にして回りに悪臭をばらまくあの害虫です。地方によってはクサムシとかオガとか呼ばれるらしいです。それが多い年は雪が多いと昔から言われています。科学的な妥当性は定かではありませんが、経験的にも正しいという声が多く、雪国にも古くから伝わる話だそうですので、ある程度信頼は出来るでしょう(?)


で、今年はそのカメムシがかなり多いです。実際にどのくらい多いかというと、例年は数日に1匹見る程度だったのが、今年は一日に最低でも5匹以上見かけます。多い日には10匹ぐらい見ますし、おそらく見えないところも入れれば家の中に数十匹ぐらいいるでしょう(怖いですね) 昨日は干してあったズボンを裏返したら2匹同時に転がり出てきたり、いつの間にか寝巻きの中に侵入していやがったり、朝シャッターを開けるときにへばりついてたりと、例年に比べるとかなり多いです。普段はいないはずの学校にまで出没します。ふいに天井から落ちてきたりとかします(汗) さっきも部屋にいたのを2匹ほど外に追い出したところです。サンルームは母が退治に失敗したらしく臭いが充満していましたが、僕が見つけた物は今のところ臭いを出さすこと無く外に追い出していますv


科学的or統計的な根拠が無いのは大きな穴ですが、気象庁も今年は大げさな暖冬予報ではなく、だいぶ控えめの予報を出しているので、かなり期待してます(笑) で、


数字的な予想:

彦根の最深積雪40cm(平年値29cm)

びわ湖バレイの最深積雪250cm(180cmぐらいが普通)


かなり強気な予報を出してみました。疑問度MAXの超主観的な予想です。(じゃあ書くなよ) 雪の話を始めると極端なアホになる人間ですので、この辺のバカさ加減は多めに見てやってください(^^; 雪で学校が休みになれば祭り一直線ですw

Super Science Fair 2005

先日の土日、SSP最大の行事である「Super Science Fair 2005」という企画が開催されました。


Super Science Fairというのは、2年前からSSP最大の行事として毎年行われているもので、要は研究発表会のようなものです。今年は3回目になるわけですが、例年、日本各地・世界各国から高校生を呼んで開催しています。今年は特に規模が大きく、参加者はなんと12カ国から600人に及びました。


ホスト校として準備には大変な苦労を強いられ(SSPは特に大変!)、当日も僕はもっぱらスタッフ的な立場で動いていたため、ほぼ忙殺されていました。でも楽しかったです(笑)


僕は所詮2年の下っ端生徒ですが、ポスターセッションの発表に参加したり(Color of Sky)、ディスカッションで議長をやらせてもらったり(Human Cloning)、昼食で1分スピーチをしたりと、いろいろと楽しませてもらいました。正直かなり疲れましたが、得る物はやはり大きかったと思います。


これは容易には書けない難しさがありますが、あえて言うなら、それは「ホスト校としての大変さ」です。7月に参加したシドニー大学のISSでは一人の「客」として迎えられ、そこで用意される行事はいわば当たり前のものでした。もちろん、裏方で多くの人が動いていることは頭では分かっていましたが、今回実際に迎える側として働いてみて、その大変さを身をもって知りました。相変わらず弱いリスニング力の不足も確かに感じましたが、こちらに比べればどうってこともありません。


来年は3年生としてSSFをリードしていかなくてはなりません。もう少し規模は小さくなると思いますが、日本でも有数の「高校生による高校生のための高校生の研究発表」ですので、大変なことには変わりありません。ぜひ来年はさらに充実したSSFを作っていきたいと思います。

DSC_7178.jpg


P.S.
ところで、あくる日の月曜日、この一週間の疲れが一気に出たらしく、ついに風邪になってしまいました。もう鼻水が一日中止まりません! 他にも歯が痛み始めたりと、苦しい状態が続いています。環境の変化が激しい時期なので、皆さんも気をつけてくださいね(汗)

インターネット復旧

インターネットが復旧しました。


この土日は大学内で行われたSuper Science Fairに参加し、世界各国から高校生を招くホスト校として、泊り込みで二日間みっちり働いてきました。


相当疲れましたが、なんと明日はいつもどおりの時間で学校に行かなくてはなりません。火曜日には代休が用意されているので、そのときにブログも書きたいと思います。


では。